《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法！」　　－21－

会社が”期待すること”というのは情勢と共に変化するが、
唯一、
変わらないことがある。
それは、
”〇〇の結果を残してくれ！”ではなく、
「達成すべき目標に向かって諦めることなく、
”やれること”を積み重ね挑戦し続けてほしい！」ということ。

こんな事例がある。
顧問先の若手社員（入社3年目）が地方への異動を命じられた。
彼はどうもその人事異動が納得できないようで、
私にこんな電話をしてきた。
『顧問、なんで私が〇〇に異動なんでしょうかね？』
そんなこと私に聞かれても困る（笑）が、
彼にしてみれば、
心の中の不満と不安を誰かに聞いてもらいたかったのだろう。

そして彼はこう続けて訪ねてきた。
『会社はいったい私に何を期待しているんでしょうか？』と。
そんな彼に私はこう応えた。
『入社して10年はそんなこと考えないことだ。
”会社に期待される自分になろう”として
それはあまり意味の無いことだ。
どの上司に聞いたところで答えなど出せないのだから。
だって考えてみれば解るはず。
誰もが仕事をするために入社するけど、
その全ての人が活躍するわけではない。
会社の方針だって、
この激変の時代にはコロコロ変わって当たり前。
だからそんなことより大切なことは、
どう時代が変わろうとも変わらない君に会社は期待している。
それは君の、
”君らしい”仕事の取り組み方だ。
それはどこに行っても変わらないはずだ』と。

その彼はその後、
その移動先で支社長になった。