《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「30年前の自分に出逢えたら言ったやりたいこと！」　－20－

このシリーズ最終回。
いつも言っていることだけど、
私達は過去だとか現在とか、
未来とかという、
一定幅が存在する時空間に生きているのではない。
与えられているのは、
つねに”この瞬間”という一瞬の「時」だけ。
良い時も、
悪いと感じる時も、
この一瞬一瞬の積み重ねが、
これからという「時」につながるだけ。
そして目の前には、
「やれること」と”やれないこと”だけがある。
”やれないこと”を無理して頑張ってやる必要はない。
ただし、
「やりたくない」ことを、
身勝手な選別で”やれないこと”にしてしまうのは論外だが、
そういうレベルの話をしているのではない。
仕事でも人生でも、
「無理して頑張っている」という意識のある人は、
実は、
「やれること」をやっていないだけの場合が多い。
挨拶も然り、
整理整頓も然り、
報告・連絡・相談の順守も然り、
『ありがとう！』という感謝の気持ちを表現する言葉だって、
身体が動かせない、
言葉が話せないという人なら別だが、
普通の人なら誰にだって言える。

長い人生を生きていく上で、
最も大切なことは、
この瞬間瞬間を悔いなく何事にも取組むことだ。
言い換えるなら、
「誰にでもやれることを誰もやらないぐらいトコトンやる！」
いくら先のことを心配しても、
これ以外に、
未来を明るくしたり、
実のあるものにしていくことは出来ない。

もっと早く、
もっと若い頃にこの「原理原則」に気付けていれば・・・・と、
今さらながらに反省することが多い。

明日からはまた新しいシリーズで。