《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「30年前の自分に出逢えたら言ったやりたいこと！」　－17－

子供の頃、
「宿題をやってから遊びに行きなさいよ！」とよく言われた。
この状態が大人になっても抜け出せない人が多くいる。
これってものすごく”不幸なこと”かもしれない。
こういう生き方をしていると、
いつの間にか感性が麻痺して、
そういうことが当たり前のようになっていく。
”これが終わったら〇〇しよう”
こういう向き合い方は捨てたほうが良い。
「幸せ」を感じている人というのは、
”これが終わったら○○しよう！”の「これ」が無い。
つまり、
「これ＝○○」になっているはず。
でも、
「宿題やらずに遊びだけやるわけには」・・・・と、
頭を抱えてしまうでしょ？

そこが問題。
私が言いたいのは「宿題なんかほったらかして遊んじまえ」
そういう話をしているのではない。

仕事と向き合っている時は、
そのことだけに夢中になる。
ゴルフをやっている時は、
ゴルフだけに夢中になる。
酒を呑む時は酒を呑むことに夢中になるということ。
つまり、
私にとっては、
仕事もゴルフも酒も、
”いま目の前のコト、いま目の前のこの瞬間こそがすべて”。
この瞬間瞬間こそが、
自分の人生を築き上げていくのだから。
もし、
「これが終わったら〇〇しよう！」で、
”〇〇”をする前に不慮の事故で死んでしまったら・・・、
死んでも死にきれないことになる。
悔いなく生きるには、
まだ起きてもいないことで心を揺さぶられることもなく、
「・・・せねばならぬこと」に縛られることもなく、
目の前の、
この瞬間のことと悔いなく向き合うことだ。

「年がら年中”無我夢中”になれたらいつ死んでも悔いはない」