第3,640号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の主役は”自分自身”でしかない!」 -62-

 

相手を励ましたつもりでも、
何気ない一言で相手を傷つけてしまうことは誰にでもある。
私達の「心」は、
過去の経験と体験が積重ねられた中で、
劣等感やコンプレックスを生み、
押さえ続けてきた感情が積もり積もって作られている。
その経験と体験の”受け止め方”は、
一人ひとりが異なるから、
同じような経験や体験をした人でも、
「心」の中に鬱積したものは一人ひとり違ってくる。
例えば、
メールや電話をしても全く返事が返ってこない。
『きっと忙しんだろう』で済む人もいれば、
『何があったのだろうか?』
『この前の言ったこと気にしてるのかな?』
『それとも・・・軽んじられているのか?』
『嫌われたのか・・・』といろいろ考えてしまう人もいる。

女性にかける言葉などは神経を使う。
『痩せてて良いねぇ~』とスタイルを褒めたつもりが、
拒食症で悩まれている人だったり。
女性に限らず、
落ち込んでいる人に対して、
「でもさぁ~」
「・・・だから」
「まだましな方だよ」
「私(あいつ)なんてもっと・・・」
こういう言葉は絶対に避けたほうが良い。
相手にとって何の救いにもならない。

人生を自分自身が”主役”で生きている人は、
こういう時の言葉に特徴がある。
それは・・・・「私なら・・・・」だ。

相手の状況。
それに対する相手の思いや感じていることをまず聞いて、
その上で、
そのこと自体を否定したり、
打ち消すような言葉、
例えば「気にするな!」。
気にするな!”といわれたって自分のことじゃないから・・・そんなことが言えるんだ』と受けとめられるだけで、
なんの励ましにはならない。
しっかりと相手の話を聞いたうえで、
『私ならこうするな!』と自分の考えを伝えるだけで十分。

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