第3,560号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人間関の基本は”自分らしさ”!」 -2-

 

よくビジネス本に、
職場の雰囲気を良くしようなどといった名目で、
「”職場に優しい微笑みを!”それは太陽と同じように、
周囲の人達を暖かく人を包み込んでいく。
だから、
あなたも優しい光を周囲に届ける人になろう!」

こんな新興宗教的な表現までして、
笑顔”というものを強要するような本もあるが、
そもそも”笑顔”というのは、
その人その人の心の底から湧き出てくるモノで、
誰かの為に出すモノでもなければ、
自分の魅力として使うような道具でもない。

某サービス業のYさん。
あるコンサルに、
『引っ込み思案でおとなしくしていると、
良い印象を与えないし、
あなたの魅力にもならないから、
”今日は○○さんを笑顔にする!”といったゴールを決めて、
お客様、家族、職場の仲間に、
どうやって笑顔にするかを考えながら行動しなさい!』
こう指導をされ、
次の日から努めて明るく振舞っていた。
でもその分、
一人になるととても疲れ、
家に帰ると、
家族に八つ当たりまでしたくなるような日もあったという。

妙な明るさ”や”不自然な笑顔”は、
周囲の人達には「無理をしている感じ」に映っていく。
白々しい空気が、
かえってマイナスの印象を与えてしまうこともある。
無理をして偉そうにしている人。
無理をして威厳ありそうにしている人・・・みんなそうだ。
周囲の人の目を侮るべからずだ。
無理をしたり、
見栄を張ったり、
わざとらしい姿は周囲の人を遠ざけていくだけ。
人の目は意外と”節穴”ではない。
人はやはり、
自分らしく自然の姿が一番だ。

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