《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生は全て上手くいくようにできている！」　－11－

人は誰でもが歳を取り、
やがては間違いなくやって来る”死”を迎えることになる。
私も今年の3月で６９年生きたことになり、
自分ではその気はなくとも、
世の中ではすでに老人の仲間入りをしているといえる。
同級生らと集まると、
ほとんどが、
年金の話と、
老後の蓄えの話に、
病院通いの話ばかりだ。
お陰様で私は、
一昨年に目の手術をした程度で、
定期的に通院しているところも無ければ、
毎日飲んでいる常備薬も備えてはいない。
確かに歳を取っていくことは寂しい気持ちでもあるが、
今までに経験したことのない年齢を迎え、
それに即した楽しみを味わえるのはまた嬉しいものがある。
無理をしなければ、
２０代や３０代、４０代といった、
息子と同年代の若い人達との時間も共有できる。

歳を重ね、
やがて”死”を迎えることは全ての人が変えることのできない、
人間の最大の「運命」といえるかもしれない。
でもこの最大の「運命」というか”宿命”というか、
動かすことのできない定めもまた、
その受けとめ方一つで大きく変わる。
２０代や３０代にも”老人”のような人は多くいる。
一つの例を挙げるなら、
若いうちから「定年になったら・・・」とか、
「老後のために！」とか口にしている人は
もうその時点で”老人”だ。

”死”というのはその先が判らない、
いつか来ることは決まっているのに、
自分にはそれを知る術が無いことが、
”死”に対する恐怖の根拠だろうが、
どんなにもがこうとも必ずやって来る。
大切なことはその瞬間まで、
今のこの瞬間瞬間を懸命に、
”燃えるように生きて　熱く死ぬ”そう決意して生きよう。