第3,526号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は全て上手くいくようにできている!」 -8-

 

どんなに凹むような”出来事(現象)”を前にしても、
その状態から何とか抜け出そうとしないほうが良い。
”は常になるようにしかならないようにできている
もうずいぶんと昔の話になるが、
西武ライオンズが屈辱の8連敗を食らって、
どこまで連敗が続くのかといった時、
当時のライオンズ監督であった森監督のところに、
1本の電話が入ったという。
それは森監督が師と仰ぐ、
元巨人軍監督で誰も成し得たことのない、
日本シリーズ9連覇を遂げたあの川上哲司氏からだった。
その電話は、
ライオンズが6連敗をしたその夜にあったという。
『6連敗おめでとう』
何とも皮肉っぽい電話だと思うだろうが、
これは、
『落ちるところまで落ちればあとは上がるだけ』という、
川上さん独特な励ましだったのだろう。
その時、
森監督は川上さんにこう応えたという。
『あとまだ2つはやられるでしょうね』と。
その言葉の通りその後、
ライオンズは2敗し8連敗の不名誉な記録を残すことになる。
しかし、
その後が凄い。
その後、
ライオンズは12連勝という快記録を残し、
見事にリーグ優勝を果たした。

これはその後に聞いた話だが、
森監督は6連敗した時に、
『何とかこの連敗を脱出しなければ!』とは微塵も考えなかったそうである。
それよりも、
『こんな時こそチームをしっかりと見つめ直そう。
負けているということは、
どこかに投打の歯車の狂いがある。
今はそれを探せという天からの指示だ!』
こう考えて向き合うと、
それまで見えなかったところが多く見えてきたそうだ。

ビジネスでも同じ。
売上が下がる、
利益が上がらない。
そうすると多くの人は、
『売上を上げよう!』
『利益を出そう!』と躍起になる。
でもそんな時こそ「原点回帰」だ。
好調な時にこれがやれたらなお良い。

でも、
それがやれる人は少ない。

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