《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生の悩みの99.9％は”他人”が絡んでくる！」　　－17－

”怒り”は人の感情の中で激しいものになる。
瞬間的に沸き上がり、
一気に膨らんで、
本来の自分を一瞬にして見失い、
自分ではその状態が、
直ぐにはコントロールできなくなってしまう。
その激しさに任せ、
相手に酷い言葉をぶつけたり、
取り返しのつかない行為をしてしまったり。
何よりも、
冷静さを失っているから、
自分自身に対しても、
結果としてよくない行動をとることになる。
嫌な気持ちで時間を過ごすことになるだけで、
その分、
幸せ感を味わえる時間を失っていくことになるだけ。
”怒り”を呼び込んで良いことなどまず無いだろう。

この”怒り”の感情が収まらないのは、
自分の心の中に「許せない」という意識が根付いているから。
一度これを抱くと、
かなりの長い時間この感情に振り回されることになる。
「許せない」・・・・この意識の中には、
その人個人もさることながら、
”そういう人がいる”という事実が「許せない」も含まれる。
昨日のブログでもお話ししたが、
この”そういう人がいる”を「そういう人もいる」に変えるだけ、
これだけでずいぶん違ってくる。
”怒り”の感情が支配し続けている間は、
自分自身もまた良からぬことを考えやすくなる。
そうなると、
そういう自分を見ている、
また別の人から見ると、
自分自身が”そういう人がいる”と思われ、
”怒り”を与えてしまう危険性もあるということ。

そいうレベルの人間に関わることは、
自分自身にとって大きなマイナスにしかならない。