第3,495号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「運命とは”目の前の選択結果の積重ね”」 -67-

 

久しぶりに酒を酌み交わしながら、
私はM部長に語り続けた。
『お前はさっき、
こんなこと”という表現をしたけど、
人が愚直に懸命に取組むことに、
こんなこともそんなことも無いんだよ。
大切なことは、
自分自身がどう向き合って、
どう取り組んでいくかということだけだ。
私達の運命はどこでどうなるかなど誰にも判らない。
よく、
目的意識を強く持て、
目的を明確にすれば、
人の行動は自然とそちらに向いて動き出していく
などというビジネス本があるけど、
そうは上手くはいかないのが人生なんだ。
転ばぬ先の杖”をなん十本も準備して、
その場に立ったまま、
いろいろ考えたところで何も変わるわけではないし、
何かが見えだしてくるわけでもない。
重要なことは、
今目の前の”やれること”を懸命にやることだけしか、
俺達には無いんだ。
やるべきこと”も、
やらなきゃいけないこと”というのも無いかもしれない。
目的というのは、
目指すゴールのことではなく、
目の前のことを、
愚直に懸命に取組んだ結果、
必然的に待ち受けてる現象のことだ。
その待ち受けている”現象”こそが、
私達が「運命」と思い込んでいるものの結果かもしれない。
だから、
その「運命」は、
今この瞬間に、
「やるかやらぬか?」をコミットメントすることで
変えられるような気がしてこないか?』

Ⅿ部長の目つきはどんどんと変わっていった。

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