《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「運命とは”目の前の選択結果の積重ね”」 -8-
自分では気付けていることが少ない、
”無意識行動”の中から生まれる「無意識的選択」。
私達が生きるこの人間社会の中では、
私達の誰もが持つこの「無意識的選択」という、
人間の“性”を逆手にとって多くのことが展開されている。
商売の上でのマーケティング戦略などは、
人のこうした心理面を突いているのがほとんど。
例えば、
「行列のできる飲食店=安全で味の良い店」とか、
「有名な人=凄い人=偉い人」とか、
「学歴の高い人=頭の良い人=凄い人」、
「売切れになる商品 売切れ=良い商品」、
「高価=良い品」、
「テレビや雑誌に取り上げられた店=良い店」、
「笑顔のある人=優しい人」、
「声の大きな人=明るく元気な人」・・・・
まだまだそこら中にこうしたことは存在し、
表面的な現象をとらえ、
その渦の中に私達を引きずり込もうとしている。
私達の「運命」を決めていくのが、
瞬間瞬間の”選択の積重ね”である以上、
この、
「無意識的選択」というのは非常に危険な要素を含んでいる。
だから時々は、
自分の「選択行動基準」というものを振り返った方が賢明だ。
『なぜ?自分はこれを選択したのだろうか?』
『その根拠はどこからきているのか?』
『いつ頃から、
自分はそういう”基準”を常とするようになったのか?』
こういうことは、
世の中の「原理原則」に気付く良い機会となる。