《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”ホスピタリティの本質”はここに在る!」 -17-
ここまで来ると、
もうお解りのはず。
”ホスピタリティ”の「本質」というのは、
「誰かにために」と動くことではないということ。
それは”結果”であって、
”結果”とは何事も「後からついてくるモノ」
これが”真理”であり、
代えることのできない「原理原則」である。
ところが、
私達の多くは、
その”結果”だけを意識するあまりに、
「誰かの役に立つこと」
「誰かが喜ぶこと」という”結果”だけを追い求めてしまう。
そして、
行動する前から、
その”結果”を頭の中に思い描いていくことが、
自然と行動につながるといったような、
まやかしに近い言葉に踊らされると、
いつしか、
それだけを追いかけていき、
目の前の自分自身を置き忘れていく。
こうなると、
「誰かの役に立つ」という目的が、
いつの間にか、
「誰かの役に立って感謝されること」に代わっていくことさえ
気付けなくなっていく。
ここまで行くと、
もう心はそこになく、
追い求めるのは”手立て(手段)”だけになっていくのは
もう目に見えている。
ここでもう一度、
”サービス”と「ホスピタリティ」の違いを思い出してほしい。
そう!
決められていることだからやる、
これが”サービス”の代表的な行為だが、
「相手に喜んでもらうためにやる」も、
この考え方からするなら、
これもまた、
”サービス”のレベルを超えてはいかないことになる。