《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生は進む以外に道はない！後戻りはできない！」－46－

子供の頃、
慌てて転んで膝をする剥いたり、
机の角に足をぶつけて『痛いよぉ～！』と大さわぎをすると、
直ぐに母親が、
『痛いの痛いの飛んでけぇ～！』と慰めてくれる。
すると不思議なことに、
どことなく痛みが和らいだような気になったものだが、
これはその呪いのような母親の言葉に効力があるのではなく、
一寸の疑いも持たずに母親を信じているからだ。
病にかかると、
人は即効性を求めるから、
漢方が良いと聞いてあれこれ試しても、
1～2か月で効果が出ないと、
薬を代えたり、
薬じゃだめだと整体に通ってみたり、
”疑い”という、
心の隙間に沸き起こる”迷い”に惑わされることもあるが、
『この薬を試してみよう！』と試みた、
その自分の”意志”を信じなくては何も始まらない。
これは”病”に対してだけに限ったことではないが、
自分自身で決めたことは、
まずは”信じて始める！”ことが前に進むポイントだ。
「疑いもって飲む薬は効かない！」というが、
疑いを持って取り組むことも、
また目的に到達することはまずない。
『こんなやり方で大丈夫か？』と思って取組むより、
『今はこの方法しかないんだ！まずはこれを試す！』と、
自分自身が選択したことを
信じ込んでやるのとでは大きな違いが待っている。
”前に進む”ということの、
意志気（意識）の第一歩は「信じること」だ。
言っておくが、
この「信じる」とは”結果”のことではない。
自分が自分自身で”選択”したことへの信頼を指している。