《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は進む以外に道はない!後戻りはできない!」-39-
古代中国、
あの三国志の頃、
それぞれに大義を打ち立て、
広大な土地の奪い合いを続け、
皇帝といわれるような人達は、
毎日がストレスの連続だったと想像できる。
のんきに風邪などひいて寝込んでいたら、
いつどこから敵に攻め込まれるか判らない毎日。
だから、
“御典医”と呼ばれる当時の医者の仕事は、
皇帝の病を治すことではなく、
皇帝を病にかからせないようにすることだったらしい。
そのため、
生活のリズムを整え、
食事そのものも、
健康をもたらすよう熟慮されていたという。
中国医学の中には”未病”というとらえ方がある。
熱が出たり、
頭痛がしたりといった症状はないが、
どこか身体がだるく、
やる「気」が起きてこない。
病にはなってはいないが、
なんとなくおかしいという状態をいうそうだが、
ほとんどの病の元凶がこの”未病”にあるという。
つまりは、
”心と身体”のバランスが崩れた状態。
いつも言っている「心身一如(しんしんいちにょ)」の状態が保てなくなりつつある時。
こんな時の対処法もまた、
「無理をせず”やれること”だけをやる」これに限る。