第3,342号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「折れない心を作るには”感情”を物差しにするな!」-76-

 

私が師と仰ぐ人の一人、
あの中村天風氏はこんな言葉を残している。

”歓喜の心に悲哀なく 感謝の心に不満宿らず!”

「あぁ~どうしよう?」
「あぁ~もうダメだぁ~!」と、
マイナスエネルギーを呼び込むような言葉を使っていると、
確かに心の中にはマイナス要素が溢れてくる。
でも、
これは、
何もしないで、
ただ言葉だけ、
前向きな言葉を多く使えばよいということではない。
天風哲学では「心と身体は一丸となるべし」とある。
心と身体のバランスを自然法則に逆らうことなく向き合えと。
これは、
人が「動物」である以上、
いくら、
積極的な言葉を身につける習慣をつけなさいといったところで、
”行動”が伴わなければ意味はないということ。

例えるなら、
「感謝をしなさい」と多くの人は言う。
その多くの人はまた、
『ありがとう!』という言葉を多用しなさいという。
中には、
そうすることで、
周囲の人達も幸せになれるなどと
意味不明なことを言う人もいる。

でも、
「感謝」とはいつも言っているけど”動詞”だ。

”「感謝とは感性で謝罪し、その結果うまれる新たな意識行動
つまり、
ご両親に感謝しているなら、
『あぁ~今まで俺は忙しさにかまけて何か月も連絡さえしていないなぁ~』という自省から生まれる謝罪と共に、
『そうだ、これからは月に一度は連絡しよう!』
この”行動”こそが「感謝」なのであり、
『ありがとう!』を口にすることだけではないということをしっかりと認識すべきである。

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