第1,923号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-50-

 

サービス業によく聞かれるフレーズに、
お客様のために!”とか、
お客様に役立つことが自店の価値!”とか、
それから、
世のため人のため!”。
彼女や奥さんにプレゼントをする時。
相手に喜んでもらうため!”

昨日のFacebookにも投稿させていただいたが、
こういうのを自己承認欲求という。

こういうスタンスで仕事に取り組んだり、
事にあたると、
結局は、
相手からの承認を求め、
相手の評価ばかりを気にするようになり、
最終的には、
相手軸で人生を歩むことになり、
いつしか、
本来の自分を見失う。

たとえそれをお題目のように唱え、
表面的な姿勢をいくら作り上げても、
それを受け取るのは相手でしかない。
これを心理学の上では課題の分離という。

自分の「課題は、
目の前にあることを一所懸命に愚直に取り組むこと。
その行動結果によって、
相手がどう受け止めるかは相手の「課題
原理的にいっても、
自分でコントロール可能な課題ではないということ。
大切なことは、
自分がやるべきことに対して、
どれだけ悔いなく取り組んだか
この一点だけにある。

承認欲求とは、
他者の期待するところに応え、
認めてもらおうとするもの。
反して、
自分が悔いなく取り組んだかどうかは、
何をしたか?”という行為のレベルだけではなく、
自分自身の存在意義がそこにある。

お店の価値とか、
企業の価値
個々の価値
表面的な行動枠の中にではなく、
そうしたところにだけ存在する

こういう思い込み
惑わされぬようにしたいものである。

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