《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-47-
いつもお話ししているけど、
”差別化”と「独自化」の違いは、
目線の先を、
相手に置くか、自分に置くかの違い。
ビジネスの世界でも、
もうこの違いに早く気付いたほうがいい。
差別化でいうなら、
『あの店よりうちの店の方が笑顔がある!』
『あの店よりうちの方が・・・・』
一番危険な差別化現象は”安売り”。
お客様が利用する理由は、
『安いから!』ということだけ。
他には何にも価値が存在していない。
こういうお店は、
そのお店より1円でも安いところがあれば、
すぐにそちらに鞍替えする。
笑顔とか、
活性化だとか、
商品や釣銭の渡し方とか、
お辞儀の仕方とか、
お客様へのお声がけだとか・・・・。
そんなところにも「価値」は存在していない。
だから、
価格や、
接客態度や、
オペレーション以外に、
独自の価値が無いと、
今の時代はお客様から選ばれないということ。
”独自の価値”
それって、
お店の中でお客様に見えるところにだけではなく、
お客様からは見えないところにも
存在している。
「個の関係性」といわれる時代。
「個の関係性」とは「個の独自の価値」。
人が”個”として、
それぞれの「価値」を有するところ。
そこにこそ、
「価値の本質」が眠っているということ。
表面的な”思い込み”を早く捨てて、
この本質を見つめていかないと、
イノベーションは達成できないかも?