《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-41-
昨日のブログでは、
時代の変化に乗るためのヒントをお話ししたが、
サービス業で働く人達の意識も同じ。
大きく方向転換を始めている。
私がデパートマンとしてスタートした40年前なら、
”お客様は神様”と教えられましたから、
そのお客様のためなら頑張ろう!
お客様の喜ぶことをしよう!
こんな気持ちで取組んでいました(まじめに・笑)。
でも、
もうそういう「やり方」は通用しない。
お客様に喜ばれるスタッフに!
お客様に頼られる人に!
お客様の笑顔と喜びのために!
こうした表現はもとより、
こういう姿勢を取っていると、
間違いなく流れに置いて行かれる。
だって、
お客様はもうそういうことに関心を示さないから。
同じようなお店。
同じような商品。
同じようなサービスが溢れかえっているから、
お店の名前すら覚えていないことが多くある。
何度もブログで書いたり、
セミナーで話したりしているけど、
今は、
会社やお店ではなく、
「個」の関係性が大切な時代。
まずは、
”忘れられないようにする!”こと。
第二には、
差別化を謳った売込みではなく、
ライフ情報を発信してやること。
そのためにはスタッフの「個」を育成すること。
サービス業だからって、
『いらっしゃいませ!』
『またお越しくださいませ!』といった、
マニュアル接客用語はもう要らないかも?。
パチンコ店だからって、
新台入荷のダイレクトメール出すより、
スタッフの趣味や、
得意なことを発信した方が良い。
例えば、
若いけど碁の趣味を持つA君。
お店に遊戯しに来られるお年寄りには、
『へぇ~若いのに・・・俺と同じ趣味か!』
そうすると、
”パチンコ ○○店”というイメージだけの枠から、
”碁の大好きなA君がいるパチンコ店”となっていく。
こういうのを「独自性」という。
あのスタッフにまた会いたいと思われるスタッフに!
お客様から頼りにされるスタッフに!
お店を明るく活性化を高めるスタッフに!
こういう感覚的なスタッフ育成はもう終わった。
だって、
そういうのって”測定不可能”でしょ。
お客様の満足度なんて、
せいぜいこちらで作ったアンケートで応えてもらうしか無いし。
もっともっと、
スタッフの”顔”が見えることが
今の時代はすごく重要。