第1915号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-40-

 

私の顧問先はサービス業がほとんど。
飲食店にパチンコ店。
ホテルに旅館。
食品の製造販売会社さんなど。

今までは、
良い商品を良いサービスで提供して入れば売れた。
でも、
今は消費者が商品の価値や、
サービスに魅力を感じてお店を選ぶようなことはしなくなった。
なぜなら、
出回っている商品には差が無くなっているし、
笑顔やお声がけのサービスなどは標準装備。

差別化はまったく意味をなさない時代になっている。
宣伝広告から、
メニュー、お店の雰囲気、品揃え、
サービスの仕方まで、
様々な切り口でのイノベーションが重要な時代。

それも、
常識や業界の慣習などを勘ぐり捨てた、
突飛で、
破天荒な、
まさに革新、改革が必要な時代。

だから、
差別化”ではダメ。
独自化”が必要な時代。

研修やセミナーで『”差別化”しましょう!』って、
言っている人もいるけど、
差別化というのは、
競合他社を意識した言葉。
こちらがやっていることは相手もやっている。
だから、
一時的にできたとしても、
またすぐに、
相手が差別化を図ってくる。
安売り競争のドツボにハマるようなもの。

例えば、
私の顧問先のパチンコ会社では、
ストアツアーと題して、
定期的に利用客にお店の裏側を見せている。
パチンコ屋さんって、
あまり裏側は見せたくない業界だったから、
結構、参加者が『なるほどねぇ~』なんてところが多くあって、
楽しいツアーになっている。

今考えているのは、
パチンコ屋さんに来られるお年寄りに、
体幹調整のバレエ・ストレッチ教室を提供しようかと。
これは、
私自身が取り組んでいて、
ダイエットと腰痛改善に大きな効果があったから。

もう時代は
商品やサービスだけで関係性」を結べるような時代から、
大きく方向転換している。

こういう思い込みは早く捨て方向転換しないと、
時代の変化の波に飲み込まれるか、
置いて行かれるだけ。
変化の波には乗っていかないと。

 

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