《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「人生”やれること”を悔いなくやり続けよう！」　－38－

永い人生の中には、
良いことも在れば悪いことも在る。
仕事にやりがいを持って働いていると、
仕事こそが全てとさえ思える瞬間を経験することだってある。

私はサラリーマン時代に、
大きなプロジェクトの責任者を任された時、
”仕事＝人生”だと勘違いしたものだ。
それを取組んでさえいれば、
後は、
どんなにいい加減にしていようが
許されるような感覚さえあった。
でも、
それはただの錯覚で、
結局、
仕事は人生の一部にしか過ぎなかったということ。
どれだけ仕事に夢中になっても、
どれだけ仕事に遮二無二になたところで、
私達は、
仕事以外のところでも確実に生きているということ。

私はいま、
顧問先の若い人に良くこういう言葉を投げかける。
『たかが仕事だ。あまりそれだけにのめり込むな！』と。
そしてこうも付け加える。
『仕事以外のところで、
家族とか恋愛とか趣味にとか、
同じくらいにのめり込んでみろ、
いつしか自分が何のために生きているかが見えてくる。
そして、
仕事そのものが、
何のためにやっているかも見えてくるから・・・・』と。

就活に取組む学生には、
『給与が高いから、
将来が楽しみな職種だから、
海外勤務があるから・・・・、
こんな理由で就活はするな。
そんな理由で仕事を始めると、
給与が仲間より高かったり、
会社の業績が右肩上がりで将来が楽しみな時、
海外勤務が続いている内は良いけれど、
給与が頭打ちになったり、
会社の業績が傾きだして将来に不安を感じたり、
海外勤務から国内勤務に異動したりした時、
あなたはきっと、
仕事の意味はもちろん”意義”さえも見失うことになる！』と。

生きていくには、
食べなければならない。
そのためにはお金が必要で、
それを手に入れるためには仕事をしなくてはならない。
でも、
仕事が全てじゃない。
仕事以上に大切なことを持つことだ。
それが、
あなたの未来を変える可能であり、
あなた自身を変える可能でもあるから。

”悔いなく「やれること」”というのは、
そんなところに隠されているのかもしれない。