第2,669号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「人生”やれること”を悔いなくやり続けよう!」 -11-

 

行動力の無い人は、
行動しない”思考癖”がある。
”思考の癖”は、
必然的に受け止め方(感情癖)があるということ。
例えば、
嫌いなものが出てくると、
手も付けない内から、
その料理の皿を遠ざけたり、
『これ食べない?』などといって、
他人に回したりしてしまう。

私のセミナーにもそういう人が時々来る。
会社の上司からいわれて、
『来月、このセミナーを受講しなさい!』
こういわれると、
必ず返す言葉がこれ。
『えっ?私がですが?何やるんですかぁ~?』
先にセミナーを受講した上司は、
『行けば判る。
先入観を持って受講するより、
何も知らないで素直な気持ちで受講した方が良い!』
すると、
今度は不思議な言葉を返してくる。
『私こういうのいいです』

笑ってしまうでしょ。
『何やるんですか?』と聞いといて、
その口先も乾かぬうちに、
『”そういうの”・・・いいです』
じゃぁ~内容を知っているということか?(笑。

行動を起こせる人と、
行動を起こせない人の差はこの、
”感情癖と思考癖”の違いが一番影響している。

かといって、
「そういう悪い習慣を捨てて、
良い習慣を身につけなさい!
一人一人が、
『行動するぞ!』という決め事を作って、
まずは形から入っていけば、
一人ひとりの意識が高まるだけでなく、
企業風土そのものも高まっていきます」・・・
などという、
精神論では何も変わらない。

まずは、
自分にはそういう”感情癖と思考癖”があると認識すること。
この”認識”。
「認めて意識する」というこれは行動ではなく、
意志気(意識)である姿勢そのもの。

お行儀の悪く肘をつきながら食事をする子に、
まずは形からと、
正しい姿勢の形だけ教えたところで、
次の日にはやらなくなっている。
やらされているから。
そうなると、
言われた人の前だけで、
小手先の演技をしはじめ、
その人がいなくなると、
またやらなくなる。
それは本人が、
「どこがいけないのか?」を認識していないから。

 

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