《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「未来はチョッとしたことで変えられる」 -15-
今日はチョッと実務的なお話。
仕事で目標を達成することは大切なことだ。
会社の目標は、
1に利益を上げて、
2にそれを維持継続して。
3に社会貢献である。
だから経営者は出てくる数値が気になる。
ところが、
経営者が気になる数値を、
そのまま現象だけとらえて、
『なんで目標数値に達していないんだ!』
『来月は大丈夫なのか?』と詰めていく経営者がいるが、
これは詰めるところを間違っている。
その役割は社長ではなく、
その下の管理者がやらなくてはいけない仕事だが、
管理者がそれをやれていないところは、
社長が必ず出た数値結果だけを詰めていく。
すると、
担当者はこれまた決まった台詞のように、
『頑張ります!』と応える。
まるで漫才を見ているようなこうした企業は腐るほどある。
こうした企業は、
社長は口角泡を飛ばして
強い口調で言ったところで、
全く何も変わらない。
担当者は担当者で、
『目標がいかなかった自分が悪いんだから
社長から言われても仕方ない!』と、
自己批判はするが、
なんとか目標数値を達成させようとする気持ちとは裏腹に、
具体的に何をやればよいのか、
さっぱり解らないから、
気ばかりが先走る。
こんな人は、
先にある結果ばかりを追いかけて、
全く足元を見ていない人。
山登りをするのに、
登山靴も履かず、
ピッケルも持たず、
それどころか、
飲み水さえ持たないで、
頂上を目指しているようなものだ。
足元をしっかりと見据えていないから、
出てきた数値の結果原因を探ろうとして、
どこに原因があるのかさえつかめない。
まずは”足元”をしっかりと見つめること。
続きは、
明日のブログでもう少し詳しく。