《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「未来はチョッとしたことで変えられる」　－９－

職場でよく見かけるけど、
懸命にやっているんだけど、
”なぜか？周りから認めてもらえない人”。
今日はそんな人のためのチョッとしたこと。

私の受講生にもこういう人がいる。
基本的には悪い人ではない。
自分の損得だけを考えて
表面的に愛想を振りまきながら、
近づいて来るようなことはしない。
ある面は素直で、
40～50歳になっても、
どこか子供じみた行動をとる。

ここ4～5年でこういう人が二人いた。
一人は50代になり、
会社は辞めたけど定職が決まらない。
『私は先生のように講師になりたいんです』
その理由というのが、
『一度だけ講師をやった時に
”先生”と呼ばれてすごく気持ちが良かったんです！』
なんとも50代の大人が語る理由にしては、
あまりにも素直過ぎてビックリ。

もう一人は40代。
何しろ自分に甘く他人に厳しい（笑。
会社ではPCを前に居眠りまでしているようで、
そのために体形は異常状態。
周囲の人は誰一人として彼を認めていない。
あまりに周囲の人が彼への評価が低いので、
『チョッと偏見があるのか？』と考えてしまったほど。

それから時が過ぎ、
この二人の共通点がハッキリと見えてきた。
この二人、
コトが上手くいかない時は、
自分から頻繁に連絡してくる。
ところが・・・・
ほんのチョッと、
流れが良くなると、
全く音信不通状態。

二人とも、
以前の仕事を辞めて、
新しいところでやっているようだが、
こちらから連絡しなければ、
生きているのか死んでいるのか？
一向に判らない状態。

世の中で、
ことを成し得ない人の特徴は
正にこういうところにある。
こういう
人としての基本的な礼儀礼節がやれない。
おそらくは、
自分一人の世界に浸りこんでしまい、
全くといっていいほど、
周りが見えていないのであろう。

おそらくはまた同じ状態に引きずり込まれる。
でも40～50になると、
よほどの人でない限り、
誰も彼らに本年で助言を与える人はいないだろう。
数少ない、
他人からの助言に耳を傾ける。
これを忘れないことだけど・・・
気付いてくれることを願うだけ。