《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「仕事とは人間力なり!」 ー37ー
「礼儀・礼節」という言葉あるが、
今はこれがどこかに置き忘れてしまっている人が多い気がしてならない。
このシリーズで何度もお話ししたが、
「仕事は一人では成し得ない」
これはもう絶対的な原理原則で、
どんなに時代が変わろうともこれが変わることはない。
上司や部下に社内の関係部署。
お客様にお取引先。
そうした多くの人達との「関係性」の上に「仕事」は築き上げられていく。
ところが多くの場合、
昨日のブログで掲げた、
「幼い頃に教えられた基本的なこと」を蔑ろにするあまり、
つまらないところでボタンの掛け違いを起こし、
人間関係をギクシャクさせては余計な時間と労力を費やする。
無駄な時間と経費を使い、
「仕事」の量も質も低下させていることにも気付けない。
そしてこれが「礼儀・礼節」の欠如という、
組織内では一番在ってはならない現象を引き起こしていくことになる。
私達の社会において「礼儀・礼節」は、
この本質を正しく理解すれば「最大の攻撃力」になっていく。
表面的な笑顔や流暢な敬語を使うというようなことではない。
「礼儀・礼節」の本質とは「お互いを尊重し合う」ということ。
満面の笑顔を浮かべても休憩室で自分が座っていた椅子をそのままで立ち去る人。
流暢な敬語を使っていても慇懃無礼な人。
相手を「尊重」しないまま形だけの挨拶や笑顔を振りまいても、
やがて化けの皮は剥がされていくだけだ。
明日は2025年最後の一日となる大晦日だ。
来たる2026年に向け、
自己の「在り方」をいま一度振り返りながら1年の締めくくりとしよう。
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