《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「還暦を迎え人生の再出発点に立った君に！」　ー14－

私達が生きている世界には”潮時”という言葉がある。
上げ潮の時は海面が上がり、
それが満潮を迎えた時に頂点に達し、
今度はそこから引き潮に変わる。
この上げ潮から引き潮に変わる瞬間を”潮時”という。
人は上げ潮の時は、
その後に下がることが解っていてもなかなかそこで辞めることが出来ない。
結局は引き際を見誤って損をしたりする。
そういう意味では、
「人生の”潮時”」というのも意識しておかなくてはならない。
「そろそろ引退かな？」
「この辺りで一線を退こう」というタイミングは誰にでもやって来る。
このタイミングはそれぞれ職業の違いや環境の違いもある。
スポーツ選手などは早くくるだろうし、
小説家やアーティスト、
それと起業して独立している人などは、
自分の年齢に制限されることはないかもしれない。
私なども仕事はいまも現役だから、
自分の”潮時”は亡くなる1週間くらい前くらいに考えている。
『もう還暦だから・・・』
『もう定年だから・・・』
こういう、
年齢や環境だけを理由に”潮時”を迎えるとそこからは”老境”に入る。