《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー237-
私達は外からの情報を「五感(五官)」というもので収集している。
逆にいうなら、
私達にはこの方法しか無い。
だから、
目に見えること、
耳にすること、
手にすること、
嗅ぐ匂いに口に入れて食したものが”その全て”だと思い込む。
まずはこの「五感(五官)」の感覚機能を正確に作用させなくてはならない。
これが不完全だと、
外界の消息を、
正しく自分の「心(脳)」の中に送り込めなくなる。
さらには、
そこに自らの経験や体験から来る”思い込み”で、
目にするものや耳にすることの「本質」が遠のいていく。
目にするもの、
耳にすることの全ては”事実”だが、
必ずその裏側にはその「真実」が隠されている。
究極に「五感(五官)」の正しい使い方をするには、
この「真実」を見る眼、
聴く耳を日頃から養うことに尽きる。