《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー215-
ご自身が医者でもある天風先生は、
こんなことも教えてくださっている。
”私達はなぜ「空気(酸素)」を必要としているのか?”
多くの人は、
『それを呼吸をするためだから』と応えるだろうが、
そこにはもっと深い意味が存在していた。
私達が空気を必要とする訳を、
天風先生はこう語られている。
『それは体内に流れる血液を完全に浄化するため」だと。
解り易くいうなら、
血液の洗濯を肺臓が行う時の洗剤として必要だから。
いかに肺臓が強靭であっても、
「空気(酸素)」が無ければ、
完全に血液を浄化することは不可能になる。
そのために大切なコトがまた解り易い。
それは、
「空気を合理的自分の命に活用する」ということ。
ただボぉ~として呼吸をしているのではなく、
自然の中に存在する”清浄な「空気(酸素)」”を感じたら、
まず、
体内に残る”汚れた「空気(酸素)」”を吐き出し、
次にゆっくりと大きく息を吸い込む。
これが”「清浄な空気」との触れ合い”という。
だから空気を吸うことを「呼吸」と記す。
「呼吸」とは、
単純に空気を吸ことではなく、
まずは「呼子」を吹くように内部の汚れた空気を吐き出す。
すると新しい新鮮な空気が必然的に体内に入り込んでくる。
これも大切な「原理原則」の一つだ。