《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー177-
天風哲学では、
「自分の足元見据えて生きる」ことの大切さを面白い表現で教えてくれている。
この言葉は「中村天風一日一話」という書の中から、
引用させていただいた言葉だがこう記されている。
”おかしな奴が世の中にはいるもので、
他人が憂鬱になったり、
悲観したり心配事を抱えていると、
同乗の垣根を飛び越しちゃって、
相手をよけい心配させたり悲観させたりする奴がいる。
そしてもっととびぬけた慌て者になると、
他人の言葉や行動にまで自分の心を影響させちまって、
自分も不愉快になったり不機嫌になったりし合う人がいる。
こういうことが、
自分の人生をどんどんと、
値打ちの無いものにしてしまっている原因だと気付けない。
これは実に滑稽千万なことだよ”。
人生はどこまでいっても、
「自分は自分 他人は他人」でしかない。
自分の人生をまっすぐに生きていくには、
そんな”他人”の言動に巻き込まれることなく、
あくまでも自分の足元見据えて、
自分が「やれること」だけを意識して、
”他人の憂鬱に影響されず”に無我夢中で生きることの大切さを、
この言葉は教えてくれている。