《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー155-
私のセミナーに「コミットメント(誓約)」というカリキュラムが出てくる。
これは自分が社会生活を送る中で、
まず自分自身が、
そこで「自分が”やれること”」を、
私生活の中と、
職場内生活の中から、
一つづつ公言して、
それに向き合う「不断の心構え」の発表のようなもの。
天風哲学の中では、
この「不断の精神」は”普段の精神”と同じであると説いている。
どういうことかというなら、
”普段”とは「日常」のことをいう。
その日常生活の中で、
自分自身が『やります!』とコミットメント(誓約)した、
目の前の「小さな”やれること”の積み重ね」こそ、
”大事を成す”という大きな結果をもたらしてくれるということ。
これは古い訓話の中にも、
「行修は不断であれ」という言葉に表されており、
言い換えるなら、
「行修」とは「悟り」を開くための修行のことだが、
”悟りを開くため”には、
特別なことをするのではなく、
日常の生活そのもの中で「小さな”やれること”」を、
一つひとつ積み重ねていきなさいという意味。