《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー143-
このシリーズではもう何回もお伝えしているが、
天風哲学では「積極的精神」を忘れるなと教えてくれている。
「積極的精神」とは、
何度も言うが、
『いつもポジティブ精神で!』とか、
『仕事も楽しんでやろう!』と言った表面的な事ではなく、
言いかえるなら「平然自若の精神」をいう。
「平然自若の精神」とは、
どんな苦境を前にしても、
『もう駄目だぁ~』と追い込まれるようなことが起きようとも、
『どうしよう?どうしよう?』と慌てふためき、
その目の前の”現象”だけを取り払おうとせずに、
しっかりと自分自身の足元を見つめ直し「自省」し、
その先の自分を「自制」しながら、
他人や環境に指さすことなく、
全てを”自分事”として受け止め「自責」で生きることを指す。
さらにいうなら、
日常の生活の一つひとつを、
いま一度、
「自省➡自制➡自責」の流れの中に置いているか?
それを振り返るところから始めることこそが天風哲学でいうところの「積極的瀬伸の礎」となる。