《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー139-
「心」の重要性は宗教の世界でよく言われることだが、
これを近代的な切り口に変えると・・・・、
「心=脳」ということになるだろう。
天風哲学ではこの「心」というものを次のように捉えている。
”「心」とは万物を生み出す宇宙根元の有する無限の力を自分の中に受け入れさせてくれる「パイプ」である”・・・・と。
これは量子力学的な切り口から言ってもまさにその通りで、
私達の住むこの宇宙空間には、
私達の「命の源」となる分子や原子・・・、
つまりは「エネルギー」が、
昼夜を問わず、
雨の日だろうと、
雪の日だろうと、
いかなる時においてもその全てが渦巻いて稼働(活きて)いる。
その”エネルギー(命の源)”を、
私達一人ひとりがそれぞれに体内に取り入れて、
行動のする上での確固たる源泉としている。
であるならば、
もしそのパイプに”小さな穴”でも空いているとしたら、
大切な”エネルギー(命の源)”がどんどんと漏れ零れていく。
それは、
寒い冬の日に、
窓にカーテンをして、
暖かな日差しを遮っているのと同じことになる。
太陽の強い”エネルギー(命の源)”を受けるには、
素直な自分を忘れずに、
「心」を閉ざして事に向き合わないことだ。