《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー132-
とかく私達は”他人”のことだけは良く気付く。
『あの人は○○のところがねぇ~』
『あいつは本当に時間にルーズだから・・・・』と、
家族は元より、
血縁関係など全くない”他人”のことでも、
四六時中観察しているかのようによぉ~く見ているものだ(笑。
それなのに「自分」のことになると、
”気付けていないコト”があまりにも多くある。
天風哲学では、
人生を送る上で大切なことの一つとして、
「”内省検討”を人生の全てにおいてしっかりと行いなさい」
こう教えてくれている。
いまこの瞬間は元より、
過去においても、
目に見えることだけを振り返るのではなく、
常にその意識は「自分の中」だけに指先を向けて、
『あの時の自分の意志気は積極的に向き合ったか?』
『あの時の自分の行動に後悔は無いか?』
『あの時の自分の健康に対する意識はどうだったか?』
『あの時のあの人に対する自分の向き合い方は?』・・・・と、
出来事や、
これまで自分が関係してきた、
相手の人に対する「自分自身の意識や行動」を、
好きなもの嫌いなものと向き合った時の自分の対応。
金銭的な事に関しても、
健康に関することも、
これまでの一切の人生の出来事(現象)に「正しく正直」に向き合う。
これを「内省検討」というが、
私達は自分のことを一番知らないでいるが、
それはもしかしたら、
『知りたくない』からなのかもしれない。
そこに気付くことがやれたら、
またこの先の人生の向き合い方は、
大きく変わる「可能」が生まれる。
「内省検討」にはそういう大切さが隠されている。