《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー111-
もはや”IQ(知能指数)”に依存する時代は終わっている。
この時代に求められる私達の能力は、
すでに”EQ(感情コントロール指数)”から、
さらに「DQ(人間尊厳指数)」といわれるものになっている。
実は天風哲学では、
この点に古くから着眼し人としての生き方を説いている。
具体的に言うなら、
私達人間として生まれ出でたる者には、
誰しも「人として尊さ」を生まれ持っているということ。
表面的な能力や地位や学歴などに左右されることなく、
まずは、
しっかりとこの点を自覚して活きないと、
せっかくの学歴も肩書もただの張りぼて飾りになってしまう。
逆にこれが自覚されれば、
その人の「心」は必然的に「高見」を目指し、
いついかなる時に、
いかなることに出逢っても、
その全てを「自分の気付きのための必然」と受け止め、
自ら成長機会をしっかりと拾い集めるかのように生きていける。
天風先生はこうも付け食えておられる。
「そもそも人というのはいかなる人で在ろう、
健康的にも運命的にも、
常に幸福に恵まれるように本来が作為されている」
この言葉をどう受け止めるか、
自分自身の成長機会というものはそういう中に隠されている。