《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー99-
いくら”思い描いても”、
”思っただけ”ではことは成就しない。
これは私が学んできた行動心理学の中にも説かれていた。
『これから一生懸命に仕事に取り組みたいと思います』とか、
『何とかこれを成功させたいと思っています』
『皆さんの御期待に沿うよう頑張りたいと思います』
こうした言葉遣いをしている人間は、
極めてその成功率は元より実行度合いも低い。
平たく言うなら”口先人間”に成り下がっていくということ。
「心の持ち方を”積極的”に!」といっても、
天風哲学はそういうことを説いているのではない。
目指す処に到達するには、
”思うだけ”ではなく、
日常生活の中で、
克服していかなくてはならないことが山ほどある。
その一つひとつを今度は、
「克服するためには何が必要か?」を考えながら行動すること。
天風先生は面白い表現をされている。
「身体を綺麗にしようというのに風呂の脇に立って沸いている湯を見ているだけでは身体は綺麗にはならない」・・・・と(笑。
思わず吹き出してしまうような話だが、
こんな意識で、
目の前のことに向き合っている人が驚くほど多くいる。