《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー90-
この世の中の出来事(現象)には必ず「原因」が在る。
この世のありとあらゆる事物の中に、
”原因の無い事物”など存在しない。
私達は、
目の前の出来事(現象)と向き合うと、
自分が思い描くとおりなら喜び、
自分と同じ意見や行動をする人には寄り添い、
逆に、
自分の思い通りにならないことが起こったり、
自分の目の前に、
自分の意見と異なる人や、
自分を理解してくれない人が現れると、
まずすること・・・・それは、
その”自分が嫌だ”と感じる”現象”だけを変えようとする。
嫌な上司にきつく言われると、
『言い方を変えてくれれば・・・・』
自分を理解してくれない相手が現れると、
『あの人は解っっていない!』・・・・と、
自分よりもまず”相手や環境を変えようとする”。
こんな私達に天風先生はこう教えてくださっている。
『”この世の中の事物の全てに原因在り”。
この原理原則(絶対真理)の中で、
自分に指先を向けて検証してみると、
そこからは自分自身の不足な部分が見えてくる。
それは自分の信念だったか?
感謝だったのか?
勇気か努力か?
いずれにしても、
自分の意識や姿勢の中の不足がもたらしている』。
結局は「自分」なんだよね。