第4,946号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」       ー22

 

天風哲学では「働く」ということは、
生きている中において最大の「恩恵」であると説いている。
働ける」ということは健康である証
働ける場がある」ということは、
この世の中で、
自分を必要としてくれているところがあるということだが、
ところがこれに気付けていない人が多くいる。
毎日毎日、
来る日も来る日も同じような動きの中で、
自分が何に「気付き」を得て、
それを自己成長にどう生かしていくかは自分自身の課題。
それをいつの間にか、
給与が安いとか、
残業が多いとか、
休みが少ないとか、
人はいろいろと文句をつけ始めていく。
『ぜひ御社で働かせていただきたい!』
そう言って履歴書を手にし、
やって来たのは自分であるということさえ忘れ、
目の前の自分が思い描く絵図との違いを、
それも多くは、
自分が身勝手な物差しで描いた絵図との違いを感じ始めると、
この、
働けていること自体が人生における恩恵”」という、
大切なことを忘れる。
天風哲学の中では、
働く」ということは、
人生における「恩恵」でもあり、
慈悲」でもあると説いているが、
毎日元気に「働けている」ことがいつの間にか”当たり前”と、
感じるようになると、
この大切な教えに気付けなくなっていき、
いつしか、
自分が「やれること」を置き去りにして、
やりたいこと”だけを選り好みして行動するようになる。

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