《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 ー10ー
とかく私達は、
自分の人生の中に”他人”を引き込んでは、
勝った負けた。
上か下か?
多いか少ないか?
出来るか出来ないか?で優劣を決め、
”相手に勝つこと”に「幸福感」を求めるようなところがある。
本当に「幸福感」を感じながら生きていくには、
自分自身としっかり向き合うことの方がはるかに重要なコトなのに・・・・・・。
天風哲学の中ではこれを「自己統御」と呼んでいる。
つまり、
しっかりと自分と向き合い、
何よりも自分で自分自身を「統御」する。
言い換えるなら、
自分自身をしっかりと理解し、
自分自身を統制コントロールする能力とでもいうか、
これは人生に限らず、
ビジネス世界のマネジメントの中でも活かされてくる。
そのためには、
その土台となる「在り方」がまず重要なポイントになる。
これは知識・技術はもちろん、
IQ(知能指数)やEQ(感情コントロール指数)と言った、
表面的な要素を超えた、
”人としての「尊厳」(DQ)”のようなものだ。
知識やIQばかりを追い求めると、
人は学べば学ぶほど苦しくなり、
極めれば極めるほど迷いの中に入っていく。
これは情報を入れるだけ入れても、
それを正しく分別して、
活用していく能力が欠けているのと同じだから。