《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「天風哲学に「人の”在り方”」を見る!」 -4-
よく『自分を変えたい!』という人がいるが、
自分を変える必要などどこにも無い。
「自分」というのは常に、
生まれた時のままで良いのだ。
それが「本来の姿」なのだから、
その「本来の姿」をいつの間にか、
自分自身でどこかに、
置き忘れてきてしまっていることに気付かなくてはならない。
多くの人は、
「生きる」ということを”生活面”でだけ捉えがちになる。
有名になって、
お金儲けができれば・・・・・・。
そういうことが「人生を生きる」ということと勘違いする。
食うこと、
着ること、
儲けることに遊ぶこと・・・・。
もちろんそういうことも必要ではあるが、
私達が生きる上では、
そういう”生活人生”よりも大切な、
「生存人生」というものに意識を向けなくてはならない。
言い換えるなら、
自分自身が「生きる」という人生に向き合う「在り方」だ。
聖人君子のように生きろなどということではない。
目に見えるものや、
耳に聞こえるもの以外に「生きる」上では大切なことが、
そういうものの他にもっとたくさんあるということ。