第2,142号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場を100倍楽しくするには?」 -26-

 

サラリーマン時代に、
尊敬する女性先輩社員にKさんという方がいた。
彼女は、
毎日毎日、
誰よりも30分は早く出社して、
事務所の中の清掃をされていた。
最初は単に綺麗好きな人という印象だったけど、
ある時、
宴席で彼女の隣に座ることになり、
その真意を訪ねてみた。
『Kさんはいつもは早く来られて、
掃除をされていますけどどうしてですか?』
すると彼女は、
『意味なんかありませんよ。
ただ好きでやっているだけ』
(掃除が好き?やっぱり綺麗好きなだけか?)
ところが、
『本当はね。面倒くさいことが嫌いだからなの』
(えっ?面倒くさいことが嫌いなら…あれ面倒くさいでしょ?)
『最初に面倒くさい!と感じたから続けてみることにしたの』
『家でも母に子供のころから片付けができないといわれていたけど、それは面倒くさいと受け止めていたから、
理由があるとしたら、
そんな自分を変えたかったからかな?』
『禰宜ちゃんもそうでしょうけど、
好きな女の子にはどんな面倒くさいことでも手間暇けるでしょ。
面倒くさいという気持ちを振り払うには、
好きになるまでやり続けてみること』

人生は、
”面倒くさいこと”にどれだけ、
深く取り組めるかで、
まずは小さな差がついていくことも教えていただいた。
日常生活の中、
職場生活の中で”面倒くさい”ことを探してみることだ。
ちいさな「報告・連絡・相談」。
これなども、
『こんなことまで報告しなくてもいいか・・・・』と
ついつい置き忘れる。

一度、置き忘れると、

“やらない癖”が当たり前のようになる。
こうしたことを続けていると、
毎日の職場生活の楽しさの差はこんなところでついていく。

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