《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心”を「風」のごとく!」 ー37ー
「やれること」を”やりたいこと”と思い込んで、
目の前の”自分の好きなコト(やりたいこと)”ばかりに集中していると、
自分が置かれている環境や立場の全体像が見えなくなり、
強いては、
自分自身が見えなくなっていく。
上司に命じられたことも、
『なぜ?今なんですか?』
『これをやる必要性が解りません』・・・・などと、
管理職の立場にもいない”自分の立ち位置”が自覚できずに、
まるで自分が上司を諭しているかのような発言をして、
自分の”やりたくない”を隠そうとする人。
こういう人は、
ことが上手く行かないとその全てを”誰かのせい”にしてくる。
『○○さんがあんな言い方をするから・・・・』
『誰々さんがこうだから・・・あぁだから・・』
「私はちゃんとやっている」
自分が「チャンと」かどうかは、
自分が所属している組織の基準で決めること。
Aの会社で評価の高かった人が、
Bの会社でも評価が同じように高くなるとは限らない。
それが「組織の本質」というもの。
大切なことは、
自分自身で自分を振り返って、
悔いはないのか?
やり残したことは無いか?
恥ずかしいことはしていないか?
人として「やれること」やっているか?
それだけのこと。
だからこういう人は、
自分の心の中にこうした不満が宿ると、
必ず、
無関係な誰かに”愚痴”を漏らし始める。
そしてそれを受ける人もまた、
そういう人への信頼を持ち合わせていないから、
話はただ聞き流して、
『そうなんだぁ~大変だねぇ~』で終わり。
直接、
自分に対して厳しい助言は贈ってくれない。
でも本人はそれにも気付けない。
自分に厳しいことを贈ってくれないのは、
自分が信頼されていない証。