《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心”を「風」のごとく!」 ー2ー
「心が折れ易い人」の原因はどこにあるのだろうか?
例えば上司に、
『そんな言い方しなくとも・・・・・』と言いたくなるような、
強い口調で叱責されたり、
嫌味を言われるようなことがあると、
「心(感情)」に柔軟性のある人は、
『あぁ~またやれたぁ~(笑)まっ,毎度のことだから良いけど』と笑いながら受け流すのに対し、
「心が折れ易い人」は、
『あぁ~なんであんな言い方ばかり・・・・?
きっと次はもっと酷いことを言われるだろう』と、
まだ起きてもいないことまでマイナス思考で考えだしてしまう。
さらには、
『きっとあの人は私のことを嫌っているんだ・・・そうに違いない』・・・・・という妄想的な思考へと向かっていき易い。
そのために、
一日の中で不安や心配に悩まされる時間が長くなり、
これがエスカレートしていくと、
初対面の人と知り合うのが怖くなっったり、
他人を信用できなくなっていったりしはじめ、
やがては、
”自分の殻”の中に閉じこもるようになる。
どうしてそういうことが起こるのだろうか?
それは、
私達の持つ”欲”。
中でも社会的欲求と自我の欲求がそうされることが、
行動心理学でも明らかにされている。
特にここ数年は、
急速なSNSの発達とコロナ禍の影響から、
”孤立化社会”が異常なほど早く進んで、
表面的な人間関係に慣れた人達には、
他人の見えるところ、
自分の耳に入って来る言葉だけを受け止め、
それが相手の人の全てだと思い込んでいく。
こうした状況下に陥ると心理状態に大きく影響している。
真の人間関係というのは、
”生臭い”ものであるはずなのに・・・。
その”生臭さ”が受け止められないでいる。