《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー95ー
私達の国民性の特徴の一つかもしれないが、
日本人は「慎み深く忍耐強い」。
これは誇れることでもあるが、
時に、
自分を必要以上に追い込んで苦しめてしまうことがある。
典型的なのが”介護”だ。
高齢化がどんどんと進んで、
これからますます”介護人口”は増えていくだろう。
それに伴って、
そうしたお年寄りを”介護する側”のご家族の負担も増えていく。
こういうことも私達の国民性の特徴としてか?
『私がやらなきゃ!』
『大切な親の介護だから・・・・』
『愛する妻(夫)の介護だから・・・・・私が・・・・』
こういう思いから、
しんどくても、
辛くても、
苦しくても、
寝る間さえ惜しんで黙々と”頑張り続ける”。
その結果、
高齢者が高齢者を介護するという”老々介護”に陥り、
どうにも背負いきれなくなっていきかねない・・・・、
介護環境が十分に整っていないことが大きな原因ではあるが、
その改善を待っていても仕方のないこと。
こんな時は、
可能な限り多くの人に、
自分が向き合っている現状を語ることから始めることが大切。
”一人で頑張ったら・・・・・ダメ”に気付こう。