《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー90ー
私達が抱える”心配事(悩み)”のほとんどは”人”でしかない。
健康で”心配事”を抱えている人は、
『こんな自分じゃ周りから役立たずと思われているのでは?』
子供のことで”心配事”を抱えている人は、
『○○さんの家の子と比べたら・・・なんで家の子は?』
経済的な問題で”心配事”を抱えている人は、
『こんなに借金があると知れたら信用問題に関わる』
仕事が上手く行かずなかなか出世できない人は、
『こんなレベルじゃ周りの奴らになんて思われるか?』
つまり、
ほとんどの人が、
”心配事”の行きつく先は「人(他人)」でしかない。
考えてみれば、
私達の住むのは”人間社会”なのだから、
他の人との関わりや付き合い無しでは成立しない。
この”人間社会(人付き合い)”には欠かすことのできない、
重要な原則が存在している。
それは・・・・・・「恕(じょ)」というもの。
これは論語に出てくる言葉で、
「許すこと 思いやること」という意味の言葉。
言い換えるなら、
こちらの言葉なら多くの方がご存じだろう。
「己の欲せざるところ人に施すことなかれ」
自分がしてほしくないことを人にしてはならないという意味。
これが「恕の精神」といわれるもの。
この精神さえ意識して行動すれば、
自分を取り巻く「人間関係」を恐れる必要などどこにもない。
「人間関係のポイント」はまた明日、
もう少し具体的に・・・・・お楽しみに。