《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー89ー
”考える”ことをやめて「感じる時間」を、
自然との触れ合いの中で持つ。
こういう時間を「無為の時間」という。
「無為に過ごす」とは、
たとえば目的なくただ街をフラフラと歩くとか、
なにをするでもなくただ家族と一緒にいるなど、
意味などなく、
せっせと時間を埋めるのでもなく、
休みを休みとしてただ過ごす。
これは誰にでもやれること。
長い時間ではなく歩いている時だけでもやれる。
やれる範囲で、
ただ自然を感じながら時の流れに身を任せる。
「花に逢えば花を打(た)し、月に逢えば月を打す」
この言葉の意味は、
花を前にした時はその花を沁みと味わい、
月を前にしたら、
その月を見ながら「感じるまま」を味わう。
つまり余計なことを”考える”ことをしないで、
身も心も空にして自然の中に委ねて生きなさいということ。
仕事に向き合う姿勢や意識にも、
知識やスキル以前にこういうものが必要になる。