第4,799号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」   ー68

 

世の中には、
口先だけで語る輩も多くいる。
「会社のために貢献しよう」
「世の中の役立つ生き方をしよう」
「誰かのお役立ちになれるように生きよう」
人は自分のためにのみ行動する”という、
変えることのできない「原理原則」から見れば、
こういう耳に心地の良い言葉を並べる輩は信用してはならない。
こういうことを軽く口にする人を”口八丁手八丁”という。
しゃべることも上手く、
やることにもそつがなく世渡り上手という意味では、
誉め言葉にもなる。
人前で上手く話せることは、
その関係性を築く上でも、
仕事を円滑進める上でも大切なことではある。
思わず引き込まれてしまいそうな巧みな話ぶりは、
その人の大きな魅力の一つともいえる。
だから、
そうでない人から見れば、
上手く話せない”ことがコンプレックスにもなり、
自便喪失の原因にもなっていく。

しかしこういう言葉もある。
不立文字ふりゅうもんじ)」
教外別伝きょうげべつでん)」
これは、
本当に大切なことは文字や言葉にはならない」という意味。
仏教の経典の中に記されている文字や説法は数多くあるが、
大切なことは、
その文字や説法そのものではなく、
そこから自分自身が、
なにに気付き、
何を実践していくのかというところにという意味でもある。

 

 

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