《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー67ー
「柔軟心」という言葉ある。
これは柔らかなしなやかな心で生きなさいという禅語だが、
自分を断固貫く姿は、
勇ましく、
周囲から見るとカッコよく映るかもしれないが、
こういう姿勢は、
ともすると、
心の不安定化や、
硬直化にもつながっていってしまうことが多くある。
そうなると、
私達の「心(意識)」は視野を狭め、
「本来の自分」を見失うことにもなっていきかねない。
自分の行動に自分でブレーキをかけ、
ただ、
『どうも上手くいかない・・・・・』
『どうしたらいいのか?』と、
目の前に出ている「成果」に気付くことも少なくなり、
まったく身動きが取れない状態に追い込まれていく。
これが理解出来れば、
上司が自分を理解してくれないから・・・・と、
上司を悪者にすることしかやれずに自分を見失って悩む部下。
部下から、
総スカンを食らっていることにも気付けないでいる上司。
そういう人達と重なる部分があることに気付けるはず。
「柔軟心」を持って「流れ」に沿って生きたいものだ。