《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー65ー
「男は一歩外に出ると七人の敵がいる」という言葉があるが、
これはそれほど世の中というのは、
自分にとって、
試練の連続の場だということを比喩的にいったもの。
この言葉もまた解釈を誤ると、
周囲にやたらと敵を作りたがる(ご自分では意識していないが)人になっていく。
そういう人の特徴は仕事も強引に進めようとする。
もちろん能力もそれなりにあるから、
多少の軋轢が生じてもモノともしないところがあり、
それがまた、
『自分は頑張っている!』という、
錯覚を生み出していることに気付けない。
こういう人の生み出すそうした軋みは、
いつしか自分の行く手を阻むものになっていく。
人の上に立つ人間は元来「孤独」ではあるが、
こうなると、
「孤独」ではなく、
”孤立”した自分を創り上げていくしかなくなる。
「孤独」は時々、
自分を振り返る意味からも意識して作らなくてはならないが、
”孤立”になってはその役割さえも果たせなくなっていく。
組織の管理職たるものは「孤独」になっても、
”孤立”してしまったら裸の王様同然の状態になるだけだ。