《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー19ー
人生では「いい加減」を知ることが大切になる。
この「いい加減」という言葉だが、
良くも悪くも受けとられている両面説法の言葉の一つだ。
『あいつは”いい加減”な野郎だ!』
『こんな中途半端な”いい加減”な仕事しかできないのか』
こういう場合に使われるこの言葉は悪い意味で用いられ、
中途半端とか、
手抜きといった言葉と同様に使われる。
反して、
良い意味では、
「絶妙な塩加減」とか、
「いい湯加減」とかに使われる「いい加減」も存在している。
どちらで使うかはその時々の状況下で異なってくるが、
私はどちらというなら、
後者の「いい加減」を基本で考えるようにしている。
『”出来ること”をやろう』ではなく、
『「やれること」をやろう』もこれと同じだ。
”出来ること”というのは、
どんなことでも「やって見なければ」結果は判らない。
「やる」前から”出来ること”と決めつけていくから、
結果として”出来なかった“時のストレスが大きくなる。
反して「やれること」なら、
「やる」前から「やれる」と解り切っていることなんだから、
肩に力も入れずに、
「いい加減」で向き合っていけるのが道理というものだ。