《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー18ー
いまいる立ち位置で、
自分の「やれること」を愚直に全力で取組めていない人間がいくら大口を叩いたところで、
それは”愚者の絵空事”といわれるのが落ちだ。
自分を必要以上に大きく見せようとして、
傲慢っで尊大な人間は「益」を得ることは少ない。
逆に、
黙って黙々と、
いま目の前の「やれること」を愚直に懸命に取組んでいる人は自分が知らず知らずの内に、
気付けば高い立ち位置にいることの方がはるかに多い。
これは古い書経の中にも、
「満は損を招き、謙は益を受く」と記されている。
つまり、
大口叩いて、
自分を実際以上に大きく見せようとする人間は、
どんどんと”損”を引き寄せていくだけで得るものは少なく、
謙虚な人は、
黙っていても「益」を招き入れていくことになるという意味。
組織の中で生き抜くには、
その立ち位置を記すだけの”記号”にだけ固執して生きていると、
「益」を得るどころか、
自分自身を見失うだけではなく、
周囲からの信頼も失っていきかねない。