《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー11ー
どんなことに対しても「自分の持てる力を出し切る」。
これがやれるようになると素晴らしいが・・・・、
でも、
人生には”自分ではどうすることもできないコト”もあることも忘れてはならない。
全力で生きようとしている人は、
どうにもならないコトにも果敢に挑んで
是が非でもそれを”何とかしたい”、
”何とかしなきゃいけない”と思い込んでしまいがちになる。
しかし、
”どうにもならないコト”は・・・・「どうにもならない」。
これが「原理原則」だ。
だから私はセミナーなど口酸っぱくしてまでいうのが、
「やれることだけに集中してやろう」という姿勢だ
人生は自分が思い描く絵図を勝手に描いても、
その通りにならないことがほとんどだ。
私達の命一つとってもどうにもならないことだらけ。
例えば心臓の鼓動。
早さも間隔もお願いしたわけではなく、
自分の体調に合わせ勝手に動きを進めている。
『たまには休ませなきゃ』と止めるわけにもいかない。
言い換えるなら、
自分の命さえ、
自分の想いや、
手の届かないところで成り立っている。
つまり、
私達は自分の命さえも思い通りにならないのだから、
”思い通りにならないコト”が溢れかえっていても、
なんの不思議もないということ。
だったら、
自分の人生に”絵図”など描かずに進むこと。
”自分ではどうにもならないコト”は、
無理してそれを何とかしようとせずに、
それをそのまま、
「あるがままに受け入れ」て、
そこから一つでも「気付き」を得て生きていくことだ。
でも「やれないこと」と“やりたくないこと”を一緒にするのは愚か者のすることだ。