第4,741号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」   ー9

 

私達の心を揺さぶり、
悩みの種をまくのが”他人”の他にもまだある。
それが「」というものだ。
中でも、
もう起きてしまったことを変えることのできない”過去”は、
私達の心にいつまでもぶら下がり、
『忘れたい!』と感じるような嫌な出来事ほど、
いつまでも私達の心の中に潜んでいる。
仏教用語の中に「三世に生きる」という言葉がある。
ここでいう「三世」とは「過去現在未来」のことを指すが、
私達はこの「三世」のつながりの中で生きている。
現在という「」を生きている時にはすでに「過去」は死し、
その「現在」といういうのままた、
一瞬にしてに「過去」に流れ、
すぐさま「未来」という入口に差し掛かり、
それがまた「現在」に変わる。
言い換えるなら、
私達は常に「時の流れの中で
生まれては死に死んでは生まれ変わる”という、
生死の繰り返しこそが生きるということだとの教え
つまり、
過去にどんな嫌な出来事があろうと、
それを後悔しながら生きるのではなく
私達は「今をどう生きるかしか道が無いということ。

 

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